【社会】嫌韓デモ隊への暴力で反対派グループの男ら逮捕
9月8日に東京・新大久保で行われた朝鮮学校無償化の撤廃を要求するデモ隊に暴力をふるったとして、警視庁公安部は反対派グループのメンバーである自称自営業添田充啓(40)、自称介護士木本拓史(42)の2名を暴行や脅迫の疑いで29日までに逮捕しました。両容疑者はいずれも容疑を一部否認しています。
逮捕容疑は8日正午ごろ、東京都新宿区大久保1の路上で、デモに参加していた無職男性(36)ののど元を強く押し、別の無職男性(42)の顔をたたくなどした疑い。
(日経新聞)
逮捕容疑は8日正午ごろ、東京都新宿区大久保の路上で「東京韓国学校無償化撤廃」を掲げるデモに参加していた男性2人の顔をたたいたり、首を絞めたりした疑い。
(サンケイスポーツ)
各紙報じているように、デモ隊に対して首をしめる、顔をたたくなどの暴力行為を行った模様。こうした暴力行為は、昨今高まっている「在日特権を許さない市民の会(在特会)」による拝外デモとそれに反対するいわゆる「レイシストをしばき隊」との衝突によるものです。
公安部によると、添田容疑者は「男組」というグループの幹部で、反対派の「レイシストをしばき隊」などと活動。この日はデモ開始直後に、デモの常連だった男性らに因縁をつけたという。
(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版)
今回逮捕された容疑者もこのレイシストをしばき隊と関わりがあったとされています。このレイシストをしばき隊とは、
その名のとおり、「ネット右翼」をレイシスト(過激な差別・排外主義者)であると位置づけて、その邪魔をする、しばくことを目的としている。
公式サイトでは「しばき隊という名前ですが、しばきたいだけです。実際にはあくまで非暴力でお願いします。」と、暴力的な行為には否定的な立場を取っており、あくまでネット右翼系の政治団体の行き過ぎた行為(周囲への暴言、暴行等)を阻止することを目指している非暴力団体であった。
そして2013年2月23日、見事に在日特権を許さない市民の会の桜井誠に暴行を加え(?)、しばくという実績を残すことに成功した。
このように人種差別(=レイシズム)に対する反対運動として自らを位置づけていますが、その活動は主に在特会をはじめいわゆる嫌韓デモに対する妨害や暴力行為と見られています。
つい先日、あらゆる人種差別の撤廃を訴えるデモ「東京大行進」が行われました。しかし、残念ながらその当日、韓国人男性が靖国神社に放火目的で侵入、逮捕されるという事件が起こりました。このように日本に対して差別、暴力を振るう相手を前に「差別撤廃」を要求するのはいかがなものか、と考えてしまいます。
この「レイシストをしばき隊」、暴力団が絡んでいるとも言われています。また、民主党の有田芳生氏が支援していることでも知られています。
日本人の竹島奪還デモ終了後にデモに参加した日本人に襲い掛かるレイシストしばき隊。彼らは同時に反原発デモを主催している在日韓国朝鮮人たちである。そしてその暴力集団を援護しツイッターで日本人らを挑発し続ける有田芳生参議院議員。
(NAVERまとめ“暴力集団レイシストしばき隊と有田芳生参議院議員”)
くわしくはリンク先を見ていただくとして、反日的な活動を展開する勢力を日本の国会議員が支援する、という状況は異常であると思います。
今回の逮捕でレイシストをしばき隊の実態が明らかになれば、どちらに理があるかはっきりすることでしょう。
【ニュースソース】
右派系市民団体のデモ参加者に暴行した疑いで男2人逮捕 新宿区
FNN
在日排斥デモ参加者に暴行容疑 反対グループ男ら逮捕 警視庁公安部
MSN産経ニュース
排外デモ参加者に暴行=容疑で反対グループ男ら逮捕—警視庁
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版