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【科学技術】日本海でメタンハイドレートの埋蔵量調査開始

経済産業相は7日、日本海側のメタンハイドレート埋蔵量調査を開始する、と発表しました。太平洋側では3月に愛知県沖で世界で初めて採掘に成功しており、国産のエネルギー資源として注目を集めています。

 

メタンハイドレートは、天然ガスの主成分となるメタンガスと水が低温・高圧の環境下で結晶化した氷のような形状をした物質。火をつけると燃えるため「燃える氷」といわれる。
日本近海には国内の天然ガス消費量の100年分に相当する埋蔵量があるともいわれており、資源の少ない日本にとって貴重な国産エネルギー資源となる可能性があると期待が高まっている。(SankeiBiz)

 

SankeiBizの記事によると、日本海側には約100年分に相当する天然ガスが埋蔵されている、としています。加えて、アメリカからシェールガスの輸入が認可。また、油を作り出す藻類「オーランチキトリウム」の研究も進んでいるようです。

道のりはまだまだ長いようですが、これまでエネルギー資源のほとんどを輸入に頼っていた日本にとって、エネルギーを自給できるようになる、ということはエネルギー政策的にも、外交政策的にも、非常に重要なことだと考えます。

以前から気になっていたのですが、たとえばメタンハイドレートだったりオーランチキトリウムだったり、従来の原油輸入国が原油を必要としなくなっていったとき、原油で経済が成り立っている中東アラブ諸国はどうなるのでしょう?

 

 

【ニュースソース】

メタンハイドレート 新潟沖で調査へ
NHK

メタンハイドレートの調査海域
北海道新聞

「燃える氷」探索に本腰 新潟・上越沖から調査へ
朝日新聞

メタンハイドレート、上越沖で調査 資源エネルギー庁
日本経済新聞

メタンハイドレート調査、8日開始=新潟、石川沖で
時事通信

メタンハイドレート、日本海で埋蔵調査 8日開始
日本経済新聞

メタンハイドレート調査開始 日本海での資源量を把握へ
SankeiBiz

新潟・石川沖8日から調査 日本海メタンハイドレート
MSN産経ニュース