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【ビジネス】ミクシィ社長交代、復活なるか

ミクシィの社長交代のニュースです。

15日、笠原健治社長が退任し、新社長に執行役員の朝倉祐介氏が就任することが明らかとなりました。1999年に設立、06年には東証マザーズに上場するほどの勢いで国内最大のSNSに成長しました。しかし、その後「Twitter」「Facebook」「LINE」などの勢力に押され、利用者が伸び悩んでいました。

新社長の朝倉氏はミクシィの現状に危機感を抱いているようです。日経新聞の朝倉氏へのインタビューでその危機感が浮き彫りになっています。

 

「2011年に入社した際、正直言って社内が停滞しているなぁと感じた。」

 

「象徴的なのは営業利益の内訳だ。約3分の1を求人情報サイトの『ファインドジョブ!』から稼いでいる今のミクシィの内情。連結で約500人の社員の大半は看板事業のSNSに携わるが、収益的にはわずか15人程度のファインドジョブ!に大きく依存している。これはおかしい」

 

「消費者がネットにつなぐ機器の主役はmixiが得意としていたパソコンからスマートフォン(スマホ)に移った。言うまでもなくこの事実は消費者のネット利用の仕方を変え、これまでとは桁違いの規模で各サービスへの流出や流入を引き起こしている。過去の成功体験を捨て、かつて盤石だったミクシィのビジネスモデルを変えなければならない。」

 

日刊ゲンダイでは

 

「10年ひと昔といわれますが、IT業界は3年ひと昔。中学生にとっては、もはやミクシィって何? という感じでしょうね。SNS事業の難しいところは、まず無料で会員を増やしたあとに収益構造を大きくしていくというビジネスモデルにあります。せっかく会員を増やしても、儲かる前に新しいSNSが登場すると、ユーザーが移ってしまう」

 

ととある事情通の言葉を引用し、SNS業界をとりまくビジネス環境がきわめて厳しいことを示唆しています。

 

私はミクシィがサービス開始してからすぐに登録したいわば古参ですが、たしかにTwitterFacebookの登場ですっかり利用しなくなってしまいました。しかし、一方でFacebookのこそくな広告のやり方が目に余るようになってきていますし、LINEはLINEで携帯の電話帳情報をまるっと引っこ抜かれる危険性もあり、そろそろ新しいコンセプトのSNSが出てきても良いのでは、とも思っています。
「無料通話アプリを出すのか」と記者が質問しているようですが、それは愚問というところでしょう。すでにSkypeやLINEなど、無料通話アプリは多数でています。これから事業を立て直そうとするところに、わざわざ競合の激しい事業に手を出すでしょうか。

 

優秀なエンジニアを多数抱えているミクシィだけに、今後の動向が気になるところです。

 

 

【ニュースソース】

社長交代 ミクシィ復活はあるのか
日刊ゲンダイ

ミクシィ、無料通話アプリ参入へ SNS以外の事業拡大
朝日新聞

[CNET Japan] ミクシィ「無料通話アプリ参入『決定』は事実でない」--可能性自体は否定せず
朝日新聞

ミクシィ、無料通話アプリ参入報道に「報じられた事実はない」
ITmedia

【きょうの人】 ミクシィ次期社長の朝倉祐介氏(30)
MSN産経ニュース

「このままではミクシィは生き残れない」朝倉・次期社長が独白
日本経済新聞

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