【経済】経済再生相、賃金アップへ向け政労使の会議設置を検討
会社勤めをされている方には関心の高いニュースではないでしょうか。
甘利経済再生担当大臣は19日、NHKの「日曜討論」で賃金引き上げを実現するため、経済界、労働界、政府の三者による会議を設置する考えを示しました。円高から円安にふれ、株価も上昇するなか、実体経済への波及はこれからです。一方で円安が物価高に影響を及ぼす懸念があることから、消費を冷え込ませないよう早い段階での賃上げが求められます。
円安や株価上昇などの効果が賃金にまだ波及していない点については、賃金が上昇するには時間差があるとし、「企業、働く側(労働者)、政府の三者で何らかの会を持とうかと、いま安倍首相と話している」と語った。(朝日新聞)
これに先立つNHK番組では、「一時金は上がっている。これから定昇やベアにどんどん跳ね返ってくる。企業の業績見通しに自信がつき次第、その循環が始まっていく」と指摘。政労使の協議の場を通じて「賃金に跳ね返るタイムラグを早くする」と強調した。(日経新聞)
とし、実体経済への波及を早める手だてを打つ考えのようです。
「円安がどんどん進むと国民生活へのマイナスの影響が出てくる。それをどう最小限にするかがわれわれの仕事だ」(朝日新聞)
と甘利氏が発言しているように、このまま円安を放置すればマイナスの影響が出てくることは明らかです。政府の対応に期待します。
【ニュースソース】
甘利経済再生相、賃金引き上げなどに向け新たな協議機関設置検討
FNN
賃上げへ政労使が協議=企業業績回復、賃金に反映-甘利再生相
時事通信
「賃金改善へ協議の場」 甘利氏、労使と政府で
SankeiBiz