【社会】窃盗事件で誤認逮捕、真犯人捕まる
先月のリサイクルショップでの万引きで愛知県警が男性を誤認逮捕した事件で、11日に真犯人が捕まった、というニュースです。経緯が一番簡略にまとめられているのは中日新聞でした。
この件が誤認逮捕と判明したきっかけは別の署が質屋から押収していたギターが盗品であることに気づいたことでした。しかし、すぐには連絡がいかず、誤認逮捕と認められるまでに時間がかかったそうです。
同署の上村武志副署長は「署同士の連絡は義務ではないが、警察内部で情報を共有していれば防ぐことはできた。今後は連携を深めて再発防止に努めたい」とコメントした。(読売新聞)
この事件の場合、物的証拠が残っていたために冤罪にはなりませんでした。しかし、物的証拠がなく、冤罪になってしまう場合も多いのだろうな、と思ってこの記事をピックアップしました。
この事件に関しては誤認逮捕された男性が2時間で釈放されています。警察側として引っ込みがつかなくなるほどの時間ではなかったでしょう。これが仮に3日勾留し自白の強要があったとしたら、はたして記事になったでしょうか。そこは警察とマスコミの力関係によると思います。
このように記事を眺めていくと、興味深い真実が見えてくるかもしれません。
【ニュースソース】
誤認逮捕で別の男を逮捕 愛知県警(愛知県)
日テレNEWS24
誤認逮捕の事件で23歳男逮捕
日刊スポーツ
愛知県警、誤認逮捕の事件で“真犯人”を逮捕
スポーツニッポン