ニュースを比較してみるブログ

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【経済】日経平均株価が1万4000円を回復、「堅調推移を歓迎」と再生相

昨日、日経平均株価が1万4000円台を4年11ヶ月ぶりに回復しました。この株高を受けて甘利明経済再生相は閣議終了後の記者会見で「日本のアベノミクスの効果が次第に実体経済に反映しつつある点が評価されていると思う」と語り、堅調な株価回復を評価しました。
ロイターによると世帯の消費支出は3ヶ月連続でプラスで推移しており、実体経済への波及も進んでいるのではないか、としています。

 

政府が都内で経済の国際会議 30~31日、アベノミクスを説明
MSN産経ニュース 2013/05/07 12:14

株価の堅調推移は歓迎、アベノミクス効果が実体経済に反映=再生相
ロイター 2013/05/07 10:48

「アベノミクスの効果、次第に実体経済に反映」と甘利担当相 株価1万4千円回復で
MSN産経ニュース 2013/05/07 13:08

 

さて、日経平均がついに1万4000円を回復した、とのニュースです。
民主党政権時代に長らく低迷していた日本の株価ですが、衆議院解散が決定した直後から株価が急上昇したのは記憶に新しいところと思います。
一方でドル円為替はなかなか1ドル=100円に届かない状況が続いています。この点を懸念した記事がありました。

 

日経1万4000円は天井か通過点か、ドル100円突破がカギ握る
ロイター 2013/05/07日 14:09

 

アベノミクスによる株高に関しては「期待が先行して実体がともなっていないのではないか」との批判もありますが、実体経済への波及には時間がかかります。早急な判断はまだ下すべきではないでしょう。