【国際】温暖化対策作業部会、課題のこし閉幕
11月にポーランドで開かれる国連気候変動枠組み条約第19回締約国会議(COP19)の準備会議がドイツのボンで開かれました。京都議定書後の地球温暖化対策の国際的な枠組みを話し合うのが目的です。先進国にだけ温室効果ガスの削減目標を定めた京都議定書に変わる枠組み作りが始まりました。今後、温室効果ガスの排出量が増えるとみられる新興国、途上国と先進国との対立が争点となったようです。
各メディアの見出しを見ると、着目点がずいぶんと異なっていることに気づきます。
温暖化対策作業部会が閉幕 「議論活発」も対立目立つ
47NEWS 2013/05/03 23:50
温暖化会合、問題先送り=先進国と途上国に依然隔たり
時事通信 2013/05/04 15:41
「京都議定書」後の枠組み作り、本格的に始まる
読売新聞 2013/05/04 21:00
米国一転、議論をリード
朝日新聞 2013/05/04 22:44
温暖化対策、自主目標案が最有力に 20年以降の枠組み
日本経済新聞 2013/05/04 23:48
なかでも日経新聞は他と比べて長めの記事を掲載しています。温室効果ガスへの対応は経済の足かせになる可能性があるからでしょうか。
朝日新聞は見出しで米国が議論をリードしたことを協調しています。京都議定書に参加しなかったアメリカが積極的に参加をしてきたためでしょう。アメリカが積極的に参加してきた背景が気になるところです。
47NEWS、時事通信、読売新聞はアメリカが積極的に参加してきていることについてはほとんど触れておらず、記事も短くなっています。