【社会】女性教諭が風俗店でアルバイト
高校の女性教諭が風俗店でアルバイトをしていた、という俗っぽい記事ですが、見出しの煽り方がメディアによって大きく違うので取り上げました。
女性教諭、授業の後は風俗バイト-大阪府教委が懲戒処分
北國新聞 2013/05/02 19:03
29歳女性高校教師 性風俗アルバイト…6カ月の停職
スポーツニッポン 2013/0503 06:00
借金返済のため…女性教師が性風俗店でアルバイト
テレビ朝日 2013/05/03 05:50
大阪府立高の女性教諭、風俗店でバイト
読売新聞 2013/05/03
29歳先生がホテヘル嬢 160万稼ぐ
日刊スポーツ (ブログ) 2013/05/03 08:29
女盛りの29歳女性教師が出張ヘルスでアルバイト! 停職6カ月の懲戒処分に
リアルライブ 2013/05/03 17:59
懲戒処分:「奨学金返済のため」…ホテルヘルスで働いた女性教諭を処分
毎日新聞 2013/05/03
全国紙である読売新聞はあっさりした見出し。記事本文もあっさりしています。「ホテルヘルス」という用語を使わずに「無店舗型風俗店」としているところが全国紙らしいですね。
毎日新聞は見出しで「奨学金返済のため」と打っています。記事本文を読むと分かりますが、実際には服や化粧品、遊興費でかさんだ借金の返済にあてていたようです。そこは全国紙としてのお行儀でしょうか。
対する日刊スポーツは金額を出していかにも「風俗店で荒稼ぎ」というセンセーショナルな印象を与えようとしています。芸能記事やサブカル記事をあつかうリアルライブはさらに過激に煽っていますね。記事本文も生々しく、かつ記者の主観も交えた内容になっています。
同じニュースでもメディアの性格や購読者層によってこれだけ見出しや内容を変えてくる、良い例だと思います。